なみじ

地魚を使ったお寿司をいただくことができるとのことで、伺いました。

ホームページに「店主と女将が利酒師の寿司店」という記載があり、お酒への期待も高まります。

 

お店に入ると、5人並びのカウンターに先客が3名。

一抹の不安が過りましたが、予約をしていない旨をお伝えし入れるかお尋ねしたところ、快く迎え入れてくださいました。

 

折角なので、まずはこの時期にお勧めの日本酒をとお願いして、出していただいたのがこちら。

 

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ハクレイ酒造 酒呑童子 夏の純米吟醸

創業1832年、地元宮津市の丹後由良にある酒造の看板銘柄のお酒です。

酒呑童子」は、大江山の鬼伝説に因み、その大江山連峰の湧き清水により酒を醸していることに由来するそうです。

 

最初に突き出しを出していただきました。

 

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地魚の煮凝り、松前漬

どちらも日本酒によく合うお品でした。

 

初めにいただいたお酒がなくなったので、再びお勧めの日本酒をお願いしました。


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池田酒造 

純米生原酒 加佐一陽 CASARECCIO

創業1879年、京都府舞鶴市にある酒造のお酒です。

岡山県産の雄町を使い、白麹を使って仕上げられており、麹が作るクエン酸の酸味とガス感が特徴だそうです。

 

さて、いよいよ待ちに待ったお寿司をいただきました。


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地魚にぎり

全て地元の海で獲れたお魚だそうです。

下段中央のお魚はヒイラギ。とても小さい魚で捌くのに手間がかかるため、お寿司にする所は珍しいと仰っていました。

 

盛り合わせをいただいた後、カウンターの並びに座ったご家族が注文されていた玉子と穴子が美味しそうだったので、私も同じものを注文しました。


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玉子

甘めでほっとするお味付けでした。


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穴子

地元の海で獲れた穴子だそうです。

骨などを入れたたれを煮詰めてできた煮凝りを、上に載せて出してくださいました。


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美味しいお料理とお酒をいただき、店主の方や居合わせたお客様とも楽しくお話しさせていただけて、幸せなひと時を過ごすことができました。

ご馳走様でした。

 

なみじ

京都府宮津市波路2401-1

TEL: 0772-20-1188