大吉寿司

なみじの店主の方がお勧めしてくださったお店です。

美味しいお鮨をいただきたいと思い、訪問しました。

 

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入り口の扉を開けると目の前にカウンター席が並んでおり、左手にお座敷が2席ありました。

 

まずは冷酒を注文。

お寿司の前に何か一品いただきたい旨をお伝えし、折角なのでお勧めを伺いました。

店主の方がもずくだわと言ってくださったので、もずくを注文。

沖縄のもずくと違って細くて柔らかいのよ、と言って出してくださいました。


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ハクレイ酒造 特別純米酒 香田

もずく 

 

契約栽培田で穫れた京都府山田錦を100%使用することを約束したお酒だそうです。

 

食べている途中に店主の方が話しかけてくださったのですが、その際、予約時に名前をお伝えしていたこともあり、最初に名前で呼びかけてくださったのが印象的でした。

気さくにお話ししてくださったお陰で、緊張することなくお食事させていただけました。

 

満を持してお寿司に移ります。

にぎり寿司のセットもあったのですが、大吉巻もいただきたいと思ったので、アラカルトで注文しました。


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左上から時計回りに、タチウオ、アジ、ツバス、カンパチ

 

最初にタチウオをいただいたのですが、これが驚くほど美味しかったです。

お魚とシャリ部分が一体となり、口の中でほどけていきました。


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大吉巻

 

お店の名前を冠しているメニューはつい頼みたくなります。

運ばれて来たとき、そのボリュームに驚きました。

様々な種類のお魚が巻かれており、とても美味しかったです。

 

どのお料理もとても美味しく、そしてお会計もお安くて驚きました。

何より店主の方が優しく、それがお店やお料理の雰囲気に現れていると感じました。

これからも末永く営業していただきたいです。

ご馳走様でした。

 

大吉寿司

京都府京丹後市網野町網野2894-29

TEL: 0772-72-4455

あみ⭐︎けん

「網野の健康」の頭文字を取って「あみけん」。

炭火焼きとりとビストロフレンチのお店です。

京丹後市で採れた新鮮なお肉や野菜、魚を使って、美味しく、健康に良いものを提供していらっしゃるとのことです。

地元の食材を使ったお料理が楽しめそうとのことで伺いました。

 

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平日夜でしたが店内は満席に近く、賑わっていました。

せっかくなので、丹波のお酒をいただくことに。


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吉岡酒造場 吉野山

さわらのセビーチェ

 

1789年創業、京丹後市弥栄町にある酒蔵のお酒です。

熊野山系の南東にかつてあった吉野山の名を銘柄に、金剛童子山の伏流水を用いてお酒を造り続けていらっしゃるそうです。

 

季節のお魚をいただきたいと思い、さわらのセビーチェも頼みました。

さわらの上に夏野菜を細かく刻んだマリネが乗せてあり、さっぱりと洋風にいただくことができました。


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SORAファームの賀茂茄子のマリネと生ハム

 

バケットの上に賀茂茄子のマリネと生ハムが乗せられた一品。

この賀茂茄子のマリネがとても美味しかったです。

 

日本酒が無くなったので、次のお酒を注文。


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丹波ワイン てぐみ

京都丹波で、京都の食文化に根ざしたワインを1979年から造り続けているワイナリーです。

こちらのシリーズは、1本ずつ手で瓶詰めしていたことから「てぐみ」と名付けられたそうです。

澱や酵母をそのままボトルングしているとのことで、少し濁った微発泡ワインでした。

 

お店の看板メニューでもある、炭火焼きとりもいただきました。


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せせり

地元、京丹後市網野の坂長商店の醤油が使われているそうです。

柔らかくてジューシーでした。


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もも(たれ)

想像と違う姿でやって来ました。ころんと丸く、可愛らしいフォルムです。

弾力があり、一口食べると旨味が口の中に広がりました。

 

美味しいお酒とお料理をいただき、幸せな夜でした。

ご馳走様でした。

 

あみ⭐︎けん

京都府京丹後市峰山町杉谷1134-7

TEL: 0772-62-4121

 

開晴亭

創業1980年、網野町で長らく営業していらっしゃる洋食店です。

訪れたのは奇しくも水茂川水無月祭が行われる日。営業していらっしゃるかを事前に確認して、夜の営業時間帯に伺いました。

 

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店内に入り席に着くと、テーブルの上に置かれた札に「夜の日替わりセット」の文字を見つけました。

本日のメニューが何かお聞きしたところ、ハンバーグとエビフライとのことだったので、こちらのセットに決定。

そして、せっかくならお店のお勧めメニューもいただきたいと思い、メニュー内の「当店のお勧めメニュー」と書かれた中から、海老のクリームコロッケも注文しました。


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店内はクラシカルで落ち着いた雰囲気。このような雰囲気、大好きです。

お料理が運ばれてくるのを前に、気分が高まります。

 

まずは夜の日替わりセットのスープが運ばれてきました。


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冷たいスープ

コンソメスープにトマトが浮いています。

この日も暑かったので、さっぱりとしたスープが有難く感じました。

 

そして、夜の日替わりセットのメインディッシュです。


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メインディッシュ

サラダ、カルパッチョ、海老フライ、ハンバーグ、スパゲッティが盛られていました。

ハンバーグは、フォークとナイフで切り分けると一気に湯気が立ち上りました。焼き目の香ばしさとソースが相まって奥行きのある味わいでした。

海老フライも身がしっかりしており、衣の加減も申し分ありませんでした。

 

続いて、追加で注文した海老のクリームコロッケが運ばれてきました。

メインディッシュと時間差をつけて出してくださり、気遣いを感じました。


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海老のクリームコロッケ

まずはその端正なフォルムに思わず見惚れてしまいました。

フォークとナイフで切り分けると海老がごろごろ入っている様子が見え、嬉しくなりました。

口に運ぶと熱いクリームが口の中に広がりました。これぞクリームコロッケの醍醐味です。

外観、お味共に記憶に残るクリームコロッケでした。

 

ゆったりとした雰囲気の中で昔ながらの美味しい洋食を頂戴することができました。

ご馳走様でした。

 

開晴亭

京都府京丹後市網野町網野870

TEL: 0772-72-4571

なみじ

地魚を使ったお寿司をいただくことができるとのことで、伺いました。

ホームページに「店主と女将が利酒師の寿司店」という記載があり、お酒への期待も高まります。

 

お店に入ると、5人並びのカウンターに先客が3名。

一抹の不安が過りましたが、予約をしていない旨をお伝えし入れるかお尋ねしたところ、快く迎え入れてくださいました。

 

折角なので、まずはこの時期にお勧めの日本酒をとお願いして、出していただいたのがこちら。

 

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ハクレイ酒造 酒呑童子 夏の純米吟醸

創業1832年、地元宮津市の丹後由良にある酒造の看板銘柄のお酒です。

酒呑童子」は、大江山の鬼伝説に因み、その大江山連峰の湧き清水により酒を醸していることに由来するそうです。

 

最初に突き出しを出していただきました。

 

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地魚の煮凝り、松前漬

どちらも日本酒によく合うお品でした。

 

初めにいただいたお酒がなくなったので、再びお勧めの日本酒をお願いしました。


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池田酒造 

純米生原酒 加佐一陽 CASARECCIO

創業1879年、京都府舞鶴市にある酒造のお酒です。

岡山県産の雄町を使い、白麹を使って仕上げられており、麹が作るクエン酸の酸味とガス感が特徴だそうです。

 

さて、いよいよ待ちに待ったお寿司をいただきました。


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地魚にぎり

全て地元の海で獲れたお魚だそうです。

下段中央のお魚はヒイラギ。とても小さい魚で捌くのに手間がかかるため、お寿司にする所は珍しいと仰っていました。

 

盛り合わせをいただいた後、カウンターの並びに座ったご家族が注文されていた玉子と穴子が美味しそうだったので、私も同じものを注文しました。


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玉子

甘めでほっとするお味付けでした。


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穴子

地元の海で獲れた穴子だそうです。

骨などを入れたたれを煮詰めてできた煮凝りを、上に載せて出してくださいました。


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美味しいお料理とお酒をいただき、店主の方や居合わせたお客様とも楽しくお話しさせていただけて、幸せなひと時を過ごすことができました。

ご馳走様でした。

 

なみじ

京都府宮津市波路2401-1

TEL: 0772-20-1188

 

精養軒

創業は大正時代、湊町の外国船に乗る水夫達のために本格的な欧州向けの料理を作りたいとの想いから始められたそうです。

宮津市で昔ながらの味わいを残す洋食店です。

 

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入ると左手にある階段を上り、2階のお席に案内していただきました。

 

メニューの記載に惹かれ、名物タンシチュー、そしてエビクリームコロッケを1個注文。

洋食店でクリームコロッケを見かけると、つい頼んでしまいます。

 

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名物タンシチュー


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エビクリームコロッケ

 

タンシチューはナイフとフォークで容易く切り分けられる柔らかさ。

デミグラスソースのコクがお店の歴史を感じさせます。

エビクリームコロッケは間違いない美味しさ。

とろりとした風味豊かなクリームが口の中いっぱいに広がります。

 

古き良き雰囲気に浸りながら、美味しい洋食をいただくことができました。

ご馳走様でした。

 

精養軒

京都府宮津市島崎2021-1

TEL: 0772-22-2426